最近、Amazonや楽天にアクセスする際に「impact Bro」「impact Hero」というサイトが一瞬表示されて、そのあと「r.srvtrck.com」というサイトに飛ばされ、最終的にAmazonや楽天が表示されるといった現象が起きていました。
「ウィルスか、マルウェアかな」と思ったものの、Norton先生はなんの反応もないので、とりあえず放っておいたのですがやっぱり気になったので色々調べた結果、なくすことができたので共有します。
原因
さて、結論から言えば「アドウェア（強制的に広告を表示、経由させることで収益を得るもの）」でした。
そして、そのアドウェアが仕込まれていたのが、「Chromeの拡張機能」の1つの「ChatGPT to Notion」でした。
chatGPTで調べたものをNotionに覚書としておくのに便利な機能だったのですが、これがどうも悪さをしていたようです。他にも勝手にこのアドウェアを入れている拡張機能があるようなので、気になる人は下のリンク先を確認してみてください。
【参考URL】https://palant.info/2024/10/01/lies-damned-lies-and-impact-hero-refoorest-allcolibri/
アドウェア削除ツール
その他にも、norton先生では検出できなかったアドウェアなんかもあるんじゃないかなということで、調べた結果、「AdwCleaner」なるものがあり、これを使うとアドウェアが3つほど検出され、除去することもできました。レジストリに登録しなくても動く（インストール、アンインストールの必要がない）ので、そのあたりも使い勝手がいいです。
AdwCleaner
AdwCleanerは、アメリカのサイバーセキュリティ企業「Malwarebytes」が提供するアドウェア削除ツールです。
Malwarebytesとは？
2008年に設立されたサイバーセキュリティ企業で、パソコンやスマートフォンをマルウェアやその他の脅威から保護する信頼性の高いアメリカの企業。従来のウィルス対策ソフトを補完しつつ、検出しにくいマルウェアなどを効果的に防ぐ技術を高く評価されています。
