QRコード決済のpaypay。2018年にはpaypayに登録した覚えがないのに「paypayを利用した」とされて被害にあうということがおきました。
これにより、paypayはセキュリティを強化し、不正使用されないように対策を勧めている最中です。QRコードは使う前はそんなに興味がありませんでしたが、実際に使ってみると小銭を出さなくていいというメリットがとてもよかったので、これからどんどんセキュリティを強化してどこでも使えるようになっていってほしいです。
さて、そんなpaypayですが、2019年1月21日に本人認証サービス「3Dセキュア」に対応したと発表しました。
しかし、この「3Dセキュア」って何か? ということはよく知らないことも多いと思います。今回3Dセキュアはどういうものなのか? ということについて書いておきます。
3Dセキュアって何?
簡単に言えば、カード会社に登録したパスワードが必要になるということです。
これまでのpaypayでは、「カード番号(12桁)」「セキュリティコード(3桁)」「有効期限」を入力すれば登録ができていました。
普通にしていれば、これでもある程度のセキュリティはあるのですが、カード番号が流出してしまっていたりすると残りのセキュリティコードや有効期限は総当たりでやれば比較的簡単に登録することができてしまいます。昨年paypayはこの登録に際し、入力回数に制限を設けていなかったため、一部の利用者が不正に利用されることになってしまいました。
そこで、今回の3Dセキュアの登場です。
これにより、paypayの登録に際し、「カード番号(12桁)」「セキュリティコード(3桁)」「有効期限」に加えて、「カード会社に登録したパスワード」が必要になります。
カード会社に登録したパスワードは数字だけでなく英語や記号などが含まれることになりますので、難易度がグンと高くなります。
今回paypayが3Dセキュアを導入することになったことで、不正利用がかなりされにくくなりました。
QRコード決済は非常に便利なので、これからもどんどん便利になっていってほしいものです。
毎回3Dセキュア認証しないといけないの?
今回3Dセキュア認定に関しては、カード登録時のみのようですので、決済毎にパスワードを入れる必要はなさそうです。
3Dセキュアで本人認証したほうがいいの?
3Dセキュアで本人認証していない場合には、決済金額の上限が2万円/日、もしくは5万円/月に限られてしまいます。しかし、本人認証をすれば上限が25万円/月まで引き上げられますので、使用頻度が高い人は本人認証をしたほうがいいでしょう。